設立コストプランナーでわかること
サウジアラビアでの会社設立にかかる費用は、ライセンス料ひとつでは終わりません。行政登録、拠点、人材、税務対応、そして業種によっては個別の許認可にまで費用が発生します。本ツールは4つの回答をもとに、通常該当するコスト項目を体系的なリストにまとめます。現実的な予算づくりや、適切な範囲での見積もり依頼にご活用ください。
本ツールでは意図的に金額を表示していません。政府手数料、ビザ費用、サービス料金は改定されることがあり、都市、事業内容、資本金、従業員数によっても変わるためです。その代わり、各項目に相対的な負担度を示し、予算がどこに集中しやすいかを把握できるようにしています。
結果の見方
- カテゴリー:登記、拠点、人材、税務、業種別要件の5つに分類
- 軽め:一度きり、または比較的小規模な事務的費用
- 中程度:継続的に発生する、または会社の規模に応じて増える費用
- 重め:初年度予算の大部分を占めやすい費用。大人数のビザ、工場用地、専門的な許認可など
多くの外国投資家にとって、最大の継続費用は人材関連です。就労ビザ、居住許可、GOSI保険料、サウジ人雇用は従業員が増えるごとに膨らみます。次に大きいのが拠点費用で、特にサービスオフィスではなく工場、倉庫、現場が必要な事業では負担が増します。
各コスト項目に関わる当局
多くの項目は特定の当局に対応しています。投資省(MISA)は投資登録、商務省(MC)は商業登記、自治体はBaladyによる営業許可、民間防衛は拠点の安全を所管します。人材関連は人的資源・社会開発省(HRSD)、Qiwa、Mudad、GOSIを通じて手続きを行い、税務と電子インボイスはザカート・税・関税庁(ZATCA)が所管します。
業種別の項目は事業内容によって異なります。製造業は産業鉱物資源省とMODON、規制対象製品はSFDAとSASO、金融サービスはSAMAまたはCMA、政府案件に入札する建設業者は格付けが関係します。
プランナーの次のステップ
結果は見積もり比較時のチェックリストとして使い、まずは会社形態を確定させましょう。サウジアラビア投資ガイドをご覧ください。製造業は工業ライセンス、建設業者は建設業者格付け、テクノロジー企業はテック・フィンテックのライセンスのページが参考になります。設立後の継続的な対応は会計・給与計算とZATCA電子インボイスで解説しています。
会社形態、都市、事業内容が確定した段階で、RDOが貴社向けのコスト内訳を作成します。